マッサージ店を起業して大失敗!でも一度の失敗で諦めるべからず
マッサージ店起業のための道
マッサージ師を目指して、高校在籍時代から準備はしていました。3年かかって国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」の資格を手に入れました。
その時には、駅前のマッサージ店にアルバイトとして働いていたので、そのままそのお店専属のマッサ-ジ師として働くことになりました。
マッサ-ジ店での私の仕事は、資格のないころは雑用全般を引き受けて、国家試験取得後はマッサ-ジ師として院の主力マッサ-ジ師ということで働きました。
スポ-ツ障害で膝とか腰を痛めている人が、私の患者さんに多くあり、有名なスポ-ツ選手もいるようになりました。
30才になり、独立しようと考えて、院の開設場所とか、手伝ってくれる人を集めること、必要な設備機器の段取りを少しずつ進めてゆき、開院にこぎつけました。
いざマッサージ店を開業
マッサージ店として営業できる店舗を賃貸で借り受け、設備機器は購入することができないので、リ-スすることで対応しました。
マッサ-ジ店運営はお金を回していくことが一番大切ではないかと思っています。
私はチェ-ン店で、だいたいマッサ-ジ店運営のノウハウを学んだつもりだったのですが実はできていなかったのでした。
客筋をきちんと見分けて、
①保険対応のマッサ-ジだけを求める層
②多少、費用が掛かっても痛いところ、痛めているところを直したい層 に対して、適切な対応をすることに失念していたのでした。
①の患者さんに対して、保険のきかない器具を使った治療をしつこくすすめることで、せっかく居ついてくれた患者さんが離れていったのでした。
②に該当する患者さんは、それなりに対応して、口コミで増えてはいきましたが、駅から遠いので、なかなか通院が続かないということが多かったです。
失敗を生かして移転することに
最初の経営では、失敗はつきものかもしれません。
私はそれで諦めませんでした。
なんといっても、高校生の時からマッサージ師になりたかった訳ですから。
一度の失敗では諦めきれません。
幸いマッサージの開店って、そんなにお金はかかりません。
設備や外装をゴージャスにしたり、大きな看板をつけたりしたら話は別ですよ?
看板ってすごくお金がかかるからです。
でも、そこまでしなければそんなにかからないんです。
あとはリースで毎月払う設備などは必要経費です。
そのため、1年前に場所の移転を行い、保険対応の患者さんには、要望に応ずる円滑な対応をするように経営方針を変えるようにしました。
その成果があって、今では予約がなかなか取れないマッサ-ジ院の仲間入りするようになりました。
一度失敗したからこそ、2度目はうまくいったんだと思ってます。
今失敗してると言う方は、なぜダメなのか?
なぜの部分を考えてみてください。
なんらかの答えがきっと見つかるはずですよ。