マッサージ師・整体師・セラピストの開業失敗談 - これでマッサージ店起業に失敗しました…

マッサージ師・整体師・セラピストとしてお店を開業してみたはいいものの、うまくいかずに閉店してしまった、失敗してしまったという方は多いものです。マッサージ師さんの独立開業の理由、開業失敗談、副業や副収入についてなど調査してみました。

リピーター獲得方法プレゼントのメルマガへ

サロン経営の失敗理由は「経費」の重みだった件

サロン経営の失敗理由は「経費」の重みだった件のアイキャッチ画像

サロン経営の失敗理由は「経費」の重みだった件



マッサージのサロンを経営してましたが、見事失敗しました。

 

4年で撤退です。

 

私がマッサージのサロンの経営に失敗した理由、体験談です。

気軽な気持ちでサロンオープン

 

こう言っちゃなんですが、結構使命が取れるセラピストでした。

 

マッサージ店で働いていて、自分の使命客が毎日来てくれるような、そんな状況でした。

 

人数にして多分2、30人くらいいたと思います。

 

でも、私が働いていたお店では使命料はたった200円しかもらえませんでした。

 

だったら、自分でお店やった方が稼げるんじゃない? という安易な気持ちでサロンのオープンを決めました。

 

と言っても、独立起業できるほど貯金があったわけではありません。

 

貯金はそんなになかったので、お金を借りることに。

 

でも、融資は貯金に対しての何倍など決まった金額までだったんですね。

 

自己資金があまりなかったので、融資は200万円までしかおりませんでした。

 

それでも助かりましたが。

 

そのお金も使い、お店のオープンをしました。

 

お店の家賃15万円なり

 

店舗を借りるに当たって、駅近店舗を重視しました。

 

前々から、駅の近くがいいよということを言われてたからです。

 

それがずっと頭にあり、駅近くの店舗に絞って探しました。

 

これがまたすごく高いんです。

 

一階店舗となると、10万以上は当然。

 

10万円の店舗もありましたが、ちょっと汚くて修理するのにかなりお金がかかりそうだったので諦めました。

 

やっと見つけたのが、15万円の店舗です。

 

そこそこ綺麗だったのでそのまま使えそうだったのも決め手でした。

 

審査も受かりいざ開業となっても、借りたその月からお店のオープンはできません。

 

お店のオープンまでの間に2ヶ月かかったので、それまでの間の家賃は赤字でした。

 

もちろん諸経費などかかりましたよ。

 

敷金や礼金などですね。

 

そのほかにも、看板や広告にお金がかかりました。

 

新聞の折込チラシも出しました。

 

これも、結構お金かかるものなんですね。

 

私の場合は、近所の地域全てに出してもらって10万とかでした。 高いです。

 

全て最初の経費と割り切り、かなりのお金をかけました。

 

経費に耐えきれなくなり失敗しました

 

思えば、最初からお金を使いすぎでした。

 

いろいろ設備を揃えてみたり。 そんなことにお金を使いすぎて運転資金にまでお金が回らなかったんです。

 

それでも融資を受けているので、毎月返済がやってきます。

 

最初のうちは2万円の返済だったのでなんとかなったのですが、途中から4万円の返済になり地獄を見ることになりました。

 

たった2万円の増加だけでも、耐えきれないほど資金繰りに困っていたのです。

 

そして想定外だったのが、一階の店舗だからか? すごく冬は寒いんです。

 

光熱費が驚きの金額でした。 これも大きな誤算でした。

 

今まで自宅の光熱費なんて微々たるものだったので、それで考えていました。

 

知らなすぎましたね。

 

今思うと、甘く考えすぎてることだらけで、右も左もわからないようなものが計画も立てずに経営を始めてもうまくいくわけなんてないのです。

 

思い知りました。

 

次に経営する時は、きちんと学んでやりたいと思ってます。

 

今現在は、もうすぐ借りたお金の返済が終わるところです。

 

これからまた起業資金をためて、今度はお金を借りずに運転資金も用意してからマッサージ店を再び始めたいと思ってます。

 

それまでは、雇われの身です。